海外ファンドコラム

海外ファンドの実務

共同名義
ほとんどの海外ファンドは、連名(二名)で購入することができます。また、ファンドの解約や譲渡に二人のサインが必要とすることも、あるいは、どちらか一人のサインで有効とすることも可能です。

ファンドの保有者が亡くなった場合、ファンドの所有権は相続人に移ります。ファンドの名義を相続人へ変更するには、被相続人の銀行口座を解約するときと同じようにいくつもの書類が必要になります。その上、英語に翻訳する必要もあります。

夫婦や親子の連名で購入して、どちらか一人のサインで有効としておくと、そのような手間を省けます。ただし、信頼できる関係でないと、片方が知らないうちに解約されていたという事態もあり得ます。


譲渡
ほとんどのヘッジファンドは市場で売却をすることができません。したがって、急にお金が必要になったときは解約をして現金化します。しかし、時期によっては早期解約手数料を取られることがあります。

もし、ファンドを購入してくれるような知人がいたら、解約をするよりも知人に譲渡したほうが得です。通常、ファンドの名義書換には手数料がかかりませんので、譲渡する人は解約手数料を省け、譲り受ける人は購入手数料を省けます。


スイッチング
ファンドを解約して、同じファンド会社の別のファンドに再投資をすることをスイッチングと言います。運用スタイルの違うファンドへ乗り換えたい場合や、元本確保型ファンドの利益を満期前に確定させて新しい元本確保型ファンドを購入する場合に使います。

手続き上は保有しているファンドを解約して新規に別のファンドを購入するわけですが、お金を現地に置いたまま処理しますので海外送金の手数料を省くことができます。

為替手数料
海外ファンドを購入する場合、ファンド会社の口座へ外貨を送金します。たいがいの人は資金を円で持っていますので、送金に先立ち外貨へ両替することになります。その際、両替の手数料が金融機関によって異なることに注意をする必要があります。

都市銀行米ドル  ¥1.0
ユーロ  ¥1.5
豪ドル  ¥2.0
外資系銀行米ドル  ¥1.0
ユーロ  ¥1.0
豪ドル  ¥1.0
証券会社の外貨MMF米ドル  ¥0.50
ユーロ  ¥0.75
豪ドル  ¥0.80

金額が小さい場合はあまり気になりませんが、たとえば、5万豪ドルほど送金するような場合は、手数料の安い金融機関に口座を作るだけの価値があります。

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